こんにちは。
茨木駅・茨木市駅の歯医者【田中歯科クリニック】です。
インプラントは、自分の歯のような見た目と噛み心地を再現できることから、「第2の永久歯」と呼ばれています。
しかし、インプラント治療を希望されている方の中には、持病をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、持病があってもインプラント治療を受けられるのか、そして治療を進める上での注意点を解説します。
持病があるとインプラントが適用できないこともあり確認が必要
持病をお持ちの方は、インプラント治療が適用できないケースもあるため、確認が必要です。
「歯周病」や「高血圧」、「糖尿病」がある場合は、特に慎重な判断が求められます。
ただし、持病をお持ちのすべての方が、治療を受けられないわけではありません。
病気のコントロールが良好であれば、持病があってもインプラント治療を受けられる可能性は十分にあるのです。
持病をお持ちの方がインプラント治療を受ける注意点
インプラント治療で注意が必要な病気の代表例として、「歯周病」「高血圧」「糖尿病」をご紹介します。
インプラント治療における、それぞれの病気の注意点と対処法を見てみましょう。
1.「歯周病」がある場合
歯周病がある方は、インプラントの残存率の低下や、インプラント周囲のトラブルが発生しやすいことが知られています。
【対処法】
インプラント治療を始める前に、歯周病を優先的に治療します。
歯周病が改善してお口の中の健康が維持できるようになれば、インプラント治療は可能です。
(参考:厚生労働省委託事業-歯科保健医療情報収集等事業「歯科インプラント治療のためのQ&A」p9 より) >
2.「高血圧」がある場合
高血圧の方は、インプラント手術中や術後の出血量が増えるリスクがあります。
また、手術で使用する麻酔の中には、一時的に血圧を上昇させるものがあるため、注意が必要です。
【対処法】
高血圧に対する治療を行い、日ごろから血圧を安定させることが重要です。
血圧がコントロールできていれば、インプラント治療を受けられる可能性があります。
しかし、麻酔薬などは、血圧への影響を配慮したものを使用する必要があるでしょう。
3.「糖尿病」がある場合
糖尿病をお持ちの方は、傷の治りが遅く、感染症のリスクが高くなります。
【対処法】
手術後の感染症を予防するためには、血糖値をしっかりとコントロールすることが求められます。
糖尿病の治療を行い、血糖値の目安となる数値「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」が適正範囲に入っていることを確認しましょう。
インプラント治療は「田中歯科クリニック」にご相談ください
【田中歯科クリニック】では、患者様の健康状態を丁寧に把握した上で、治療計画を立案しています。
カウンセリングの際には、持病やお飲みのお薬について、忘れずにお伝えいただくようにお願いします。
当院は、豊富なインプラント治療実績がありますので、インプラントをご希望の方はぜひご相談ください。