こんにちは。
茨木駅・茨木市駅の歯医者【田中歯科クリニック】です。
インプラントは、治療後10~15年経過しても約9割が残存しているというデータがあり、とても長持ちする義歯であるといえます。
(参照:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A-p3 より) >
しかし、治療後のメンテナンスを怠ると、インプラントでも歯周病のような症状がでることをご存知でしょうか?
今回は、インプラントの歯周病「インプラント周囲炎」を予防するために、定期メンテナンスの重要性を解説します。
インプラントの歯周病「インプラント周囲炎」とは?
「インプラント周囲炎」とは、インプラントの周りで炎症が起きている状態です。
インプラント周囲炎を放置すると、最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまいます。
インプラント周囲炎の原因
インプラント周囲炎は、天然の歯と同じように「歯垢(プラーク)」の蓄積が主な原因です。
インプラントと歯ぐきのすき間で歯周病菌が増殖し、歯ぐきに炎症が生じます。
インプラント周囲炎の症状
インプラント周囲炎も歯周病と同じように、初期にはほとんど自覚症状がありません。
そのため、気づいた時には症状が進行している可能性が高いのです。
症状が進むと、インプラントを固定している骨にまで炎症が広がります。
最終的には、骨が溶けることでインプラントが抜けてしまうのです。
インプラント周囲炎を防ぐには?
インプラント周囲炎の予防には、日々のメンテナンスに加えて、歯科医院での定期メンテナンスが大切です。
自宅でのケアの大切さ
歯周病予防には、日ごろからの歯磨きが重要ですが、インプラント周囲炎の予防でも
同じように歯磨きが重要です。
丁寧に歯を磨くことに加えて、デンタルフロスなどを使用することで、より効果的に歯垢(プラーク)を除去することができます。
定期メンテナンスの役割
歯医者の定期メンテナンスでは、インプラントの状態をチェックし、お口の中を徹底的にクリーニングします。
歯磨きでは落としきれない汚れや歯石も除去しますので、インプラント周囲炎にはもちろん、むし歯などの予防にも効果的です。
また、インプラント周囲炎などの問題を早期に発見することができれば、インプラントを失う前に対処することができます。
インプラントを長くお使いいただくためにも、治療後は2~3ヶ月に1回、歯科医院でチェックを受けましょう。
茨木市の【田中歯科クリニック】の院長は、これまでに200本以上のインプラント治療実績があります。
すべての診療台に「口腔内カメラ」と「説明用モニター」を設置しており、治療方針を丁寧にご説明いたします。
当院は、土曜も17時まで診療しており(2023年12月現在)、茨木駅と茨木市駅から徒歩圏内の歯医者です。
インプラント治療は、検査から手術、メンテナンスまで、経験豊富なスタッフがサポートいたします。